2023年07月12日
現在、兵庫県内の今月2日までの一週間に1医療機関あたりの患者数は5.12人となっており、徐々に感染者が増えています。
県内でも各地で警報レベルが発令されています。
ヘルパンギーナとは?
ウイルスによって引き起こされる感染症で、乳幼児を中心に夏に流行する感染症です。主な症状は、38度以上の突然の発熱に続き、口の中に水疱ができます。水泡がつぶれると痛みで唾液を飲み込むことすらつらくなります。また、食事や水分がとりにくくなり、脱水症状を起こすこともあります。
どうやって感染するの?
ヘルパンギーナはウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口の中に入ったりすることで感染します。感染した人の便の中にも2~4週間ほどウイルスが含まれます。
どう対策したらよい?
「石鹸でのこまめな手洗い」が有効です。また、便の中にも含まれていることから、トイレ使用時やおむつ交換の際の手洗いも徹底しましょう。
咳などの症状がある場合にはマスクを着用するなどして対応していきましょう。
※妊娠中に上のお子様が感染した場合、感染予防のため「マスク・手洗い・うがい」の徹底、ほかの家族に面倒を見てもらうなどが望ましいです。