2023年08月03日

西日本のRSウイルス感染症の報告数は徐々に減少傾向となっていますが、他の感染症と比べると報告数が多く依然として注意が必要な状態です。

RSウイルスとは?
RSウイルスに感染することによって引き起こされる呼吸器の疾患です。また、2歳までのほとんどのお子さんが一度はかかるウイルスです。

症状は?
「発熱」「鼻水」「咳」など軽い風邪のような症状が出現します。通常は数日から1週間くらいかけて徐々に良くなります。
重症化すると気管支炎や肺炎の兆候が見られ、呼吸困難を起こして入院することがあります。

感染対策方法は?
接触感染と飛沫感染で広がっていきます。
接触感染はウイルスが付着した手を介して広がっていき、飛沫感染は咳やくしゃみで飛散したウイルスを含む飛沫でウイルスが広がります。
対策方法としては下記になります。

★お子さん・ご家族・周囲の方がしっかりと手洗いをおこなう・アルコール消毒
★お子さんが使用するおもちゃや触れた場所などの消毒

夏風邪やさまざまな感染症が流行していますが、手洗い等の予防と症状が見られた際にはかかりつけ医に相談、医療機関を受診するなど早期に対策をしましょう。