2023年01月20日

2023年 第2週(1月9日~1月15日)

〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
 兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は今週 43,175 人(先週 51,439 人)で、対先週比 0.8倍となり、減少しました。
 年齢別においては、20 歳代及び 40 歳代が 15%と最も多く、30 歳代及び 50 歳代が 14%となっており、30 歳代以下の若い世代の占める割合が49%となっています。
 新型コロナウイルス感染症は先週と比較して減少しましたが、インフルエンザの定点あたりの患者数は 8.21 人と、急激に増加しつつあります。
また、学校における学級閉鎖等も多く報告されています。
感染症の拡大を防ぐためにも、今後も引き続き基本的な感染症対策や積極的なワクチン接種をお願いします。
※2022 年 9 月 26 日(月)から全国一律で全数届出の見直しが行われたため、集計方法が変更になりました。
(健康フォローアップセンター等からの報告数を含めています。)

定点把握感染症

~インフルエンザ~
 定点あたり患者数は、今週 8.21 人(先週 4.12 人)と増加し、県下 17 保健所では、尼崎市、伊丹、福崎保健所管内が、注意報レベルである定点あたり患者数 10.0 人を超えています。
 直近の 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 2,913 人の年齢分布では、5~9 歳 36%、0~4 歳 17%、10 歳~14 歳 11%の順で、15歳未満が全体の 64%を占めています。
 学級等の臨時休業発生状況では、今週、小学校 6 件、中学校 6 件、高等学校 2 件の学級閉鎖がありました。
 また、当研究所では今シーズン、県内の患者からAH3 亜型(A 香港型)15 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
 インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。

【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2023年1月19日更新)